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つい、だらだら&黒田硫黄 [コミック]


 気がついてみると、もう7月も下旬なんだから、そろそろ夏コミの準備をしないといけないのに、何もしていない、それどころか、ネタさえも何も考えていないと言う事実におののいています。人形と洋服作りにかまけすぎました(がくり)。・・・いやそれだけじゃない。映画、アニメの見過ぎ、漫画の読み過ぎなのはわかっているのです。ええ、わかっちゃいるけど、やっぱり面白いんですよ。他人の作ったものは!←やっぱり逃避かい!
 と、オタク全開の独り言で始めてしまってすみません(汗)。実は私は一応ここ7年来、コミケットに出続けておりまして、ジャンルは、『るろうに剣心』です。絵を描くこと自体、ほとんどお留守状態なのですが・・・。でも、そのうちmomokoをカスタムした剣心をお見せするかもしれません。

 さて、気を取り直して・・・最近、黒田硫黄の漫画にハマっています。数年前から『大王』は持っていたのです。一時期、彼の映画本の『映画に毛が3本』が、我が家(と言ってもだんなと私のふたりだけ)の映画鑑賞の基準と言うほどのブームとなっていて、それじゃ漫画もってことだったのですが、何故かその時点では面白さがわからなくて、ずっとツンドク状態でした。
 それが、この春ドラマ化された『セクシーボイスアンドロボ』が面白くて、やっぱり読んでみなきゃということで『大王』を読み返したら・・・何故かこの前と全然違って、ずしん!とやられてしまいました。これ、短編集なんですが、象が隣のうちに住んでいて友達(あるいは彼女?)になったとか、手塚センセイのメトロポリスのパロディ風の話とか、ときにはどこに起承転結があるの?みたいなミョーな話ばかりなのですが、その、コマからはみ出んばかりの筆で何も考えずに描かれたような一見粗雑な絵にものすごいエネルギーがあって、コマ割りも実にダイナミックで気持ちよくて、随所にちりばめられた言葉はさりげなくでも胸の真ん中にずしんと響く確かな手ごたえがあって・・・。これって、そうそう、ちょうど彼の作品によく出てくる象に踏まれたような感じですよ!(マゾかいな、私は)
 結局今せっせと単行本を読んでいます。『茄子』『黒船』、『セクシーボイスアンドロボ』・・・基本的には、長編も短編の連なりで成り立っているのでとても読みやすいし、それから、映画を思わせるようなのびのびとした画面構成はうまいなぁって思います。

 さて、画像ですが、リベンジしてみた仔犬さんの全身図です。巻きスカートは縦横格子状にステッチ、少し絞っているので全体的にシワが入っているように見えます。下はギャザーが控えめな長いペチコートをはいています。この服は、DCR3でも前髪ありの仔犬さんが着ていてほとんどそのまんまなのですが、靴は白のスニーカーではなく、リーメントのデパートショッピングの婦人売り場の白ブーツです。この靴、白いバラ模様が浮き出ていてなかなか素敵なんですよ~。心配していたサイズも、切り目が入っていないのではかせるのにちょっと苦労しますが、サイズもぴったりでした☆
 洋服作りは、小物以外しばらくお休みですが、その間は、今まで作ったものを少しずつお見せしていきたいと思っています。

映画に毛が3本! (KCピース)

映画に毛が3本! (KCピース)

  • 作者: 黒田 硫黄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/09/10
  • メディア: コミック


茄子 (1)

茄子 (1)

  • 作者: 黒田 硫黄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: コミック


大王

大王

  • 作者: 黒田 硫黄
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: コミック


黒船

黒船

  • 作者: 黒田 硫黄
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: コミック


再びお買い物 [コミック]


 昨日は人形の撮影にかまけて書いていなかったのですが、また町田に買い物に行ってきました。
 目的は・・・たいしてなかったのですが、ブックオフのカードシステムが変更されたためその清算をしに、あとは今頃なんですが、ドラマ見てハマった『セクシーボイスアンドロボ』を手に入れたくて、それから『Fate Zero』がもしかしてアニメイトにないかと思って、あ、ユザワヤに寄ってこの間スルーしていた黒の綿ボイルの刺繍生地をもう一度見るというのもありました。
 まず最初にブックオフ。清算前にめぼしい本がないか探したのですが、結局『残酷な神が支配する』の16巻ぐらいしか見つからず、ポイント分を差し引くと82円。最近読み始めた『ユーベルブラッド』の5巻もみつけられたのですが、持っていたかどうか自信がなくて買わず仕舞い。本当にお馬鹿さんです。『残酷・・・』は最終巻が欲しかったですね。イッキ読みはまた先延ばしされてしまいました。
 その後アニメイト他いろいろな書店に寄ったのですが、アニメイトでは『Fate Zero』は2巻しかなく、『セクシーボイス・・・』も1巻がどの書店でも在庫切れ。最後に寄ったユザワヤでも、迷った末布地はスルー、黒の染料を買っただけとなりました。・・・占めて合計1000円未満(苦笑)。ちょっとムナシイ買い物dayになりました。
 結局手に入らなかった本は、帰宅後、nitro+の公式サイトとアマゾンで注文しました・・・。まあ、『Fate Zero』は、品切れていたテレカ付き3巻セットが何故かカートに入れることが出来たので、怪我の功名といったところですか。
 午後の写真撮影後、少し寝かせておいた『チェーザレ』の2,3巻をようやく読みました。緻密に構成された話にも感心しましたが、絵がいいですね~。これでもかと丁寧に描き込んだ人物たちは少し硬く表情に変化がない作風ではありますが、絵の質感から15世紀末のルネサンス時代の雰囲気を十分に感じることが出来るというところが、今までのイタリアものにはない重厚さでかなりのポイントが高いです!大好きなボッティチェリのプリマヴェーラの登場も嬉しかった~♪ただひとつ難点を挙げるのなら、ロレンツォ・デ・メディチがちょっと・・・もっと素敵に描いてほしかったですね。どこか貧相な顔で、イメージが違って見えました。美形にというのではなくて・・・残っている肖像画通りの醜男でOKなので、もっとどっしりと描いてくれよ、惣領さん!旦那に「ロレンツォさまに似てない~」と言ったら、「おのれは会ったことがあるのか?」と突っ込まれました。そりゃ会ったことはないけど、15歳のとき『春の戴冠』を読んで以来、彼は私の心のアイドルなんですもの!
 あ、『デビルマン黙示録』や『リヴァイアサン』の衣谷遊の最新作『極東綺譚』1巻も読みました。明治末期を舞台にした異形の生物植物が跋扈する幻想譚ですが、このおどろおどろしい世界感と気の遠くなるような緻密に書き込んだ曼荼羅世界はもう一種の異形の美と言うほかないほど読後充実感がありました。いやぁ、いいよ~。月末に早くも2巻が出るようですが、とても楽しみです♪
 写真のマロングラッセちゃんは、お正月に出たDolly Dollyのお人形服シャッフルの髪型カスタムが可愛くて真似てみました。洋服はやっぱりえびねさんのブライス服のサイズ直し。ちょっと下まで撮ったのはこれ。

 トップの裾の長さや広がりの調整が難しくて何度か縫い直しました。下は短めの黒のジーンズ。写っていませんが裾にレースが付いています。特にサイズ直ししなかったら、かなりローライズになってしまいました。これもまたいつか再挑戦してみたいです。

セクシーボイスアンドロボ1 (BIC COMICS IKKI)

セクシーボイスアンドロボ1 (BIC COMICS IKKI)

  • 作者: 黒田 硫黄
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2001/11/30
  • メディア: コミック

残酷な神が支配する (1)

残酷な神が支配する (1)

  • 作者: 萩尾 望都
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 文庫

チェーザレ 3―破壊の創造者 (3)

チェーザレ 3―破壊の創造者 (3)

  • 作者: 惣領 冬実
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/04/23
  • メディア: コミック

極東綺譚 1 (1)

極東綺譚 1 (1)

  • 作者: 衣谷 遊
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2007/06/22
  • メディア: コミック


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