『列車に乗った男』 [映画]
台風、こちらは峠を過ぎたかと思いますが、まだ雨風に油断はできませんね。これからと言う地域にお住まいの方、くれぐれもお気を付けて。
このところTSUTAYAが連日半額デーのせいか、ついDVDをたくさん借りすぎてしまいます。
『親密すぎるうちあけ話』がよかったのにかこつけて、ルコント特集!ってことで、早速『列車に乗る男』を見ました。
舞台はフランスの片田舎。夕暮れ、住む家も持たず流れ者の生活を送る無頼の男が列車から降りたち、ふと立ち寄ったドラッグストアで、その町に住む裕福な初老の元教師と出会います。最初は全くなにげない「偶然」としか思えない、正反対の人生を歩んできた二人の男の出会い-物語が進むにつれて、彼らそれぞれが同じ日に人生において重要な「予定」を控えているということがわかり、やがて「必然」としかいえないものに変化していきます。
青みがかった美しい田舎町の風景、優雅で時には小気味よく変化する独特のアングル・・・ルコント監督のカメラワークは、まるで接点がないかと思われた二人の男の間に生まれた奇妙な友情をさりげなく、でも鮮やかに浮き彫りにしていきます。そしてラスト、二人の男は同じ日の同じ時間に離れた場所で、神秘としかいえないような不思議な再会(=別れ)を果たします。
長い人生のほとんど一瞬といってもいいようななにげない短い出会いが、ずっと長く付き合ってきた親兄弟や深く愛してきた恋人より、かけがえがない運命的なものになりうるのですね。人生の不思議さに満ち溢れた恐ろしいほど美しい映画でした。
さて画像はスウィートプードルさん、DCR3のタータンチェックのワンピースを着せています。これも元はブライス用なのですが、あまりのキュートさにどうしてもmomokoに着せたくて作ってしまいました。初めて模様あわせした洋服だったため、何度も生地を裁ち直したりと苦労が多かったです。やっぱり無地は楽ですよね~。でも、普段モノトーン中心で色物はあまり作らないので、とても新鮮でした♪ワンピースの下は、同じタータンチェック生地で作ったペチコートとドロワーズ、靴下は黒のネット地をはかせています。髪は、ピンクのリボンでは似合わないので、黒のサテンリボンを結んでみました。蝶結び、ヘタで申し訳ありません~。
タータンチェックは、この他にソッコーちゃんに着せているスカートもありますので、そのうちお見せできればと思っています。
わぁ~、ひらひらスカートですねー。すごいなー。
(さらに映画まで見てるし・・・)
ウチの子ですが、デカールの目に筆で加筆。だいぶイメージに近づきました。でも着物がだふだぶ・・・。素体のサイズに合わせた既製品なのに、なんで着せるとだぶつくんでしょう?困ったものです。
台風ですが、まだ静岡沖合いにいますよ~。
by michi (2007-07-15 13:48)
うわぁ、かわいいですねー☆
プードルさん、デフォルトのお洋服よりいい感じでお似合いです。
プードルさんのかわいらしさを再認識いたしました。
柄合わせ…そんな苦労があるんですね。
これからもかわいいお洋服、いっぱい見せてくださいね☆
by 砂糖子 (2007-07-15 19:25)
>michiさん
また来てくださってありがとうございます!
いえ、これ少し前に縫った服なので、今はとりあえず洋服つくりは
お休み中です。
でも、映画鑑賞はやめられなくって・・・困ったものです^^;
人形にハマってすぐに一からカスタムというところがすごいです!
完成が楽しみですね♪
既製品でも合わないことって結構ありますよね。
私もどうしてかなって思います。ちゃんとつくってくれ!と言いたいです。
>砂糖子さん
いつも暖かいコメントありがとうございます。
プードルさんは、デフォ服からしてロリロリなので、
本当に着せ替えがいがある子です。
この洋服の前は、白のベビードール、その前はピンクのワンピースでした。
ロリータ服もですが、カジュアルも結構OKと、
割にどんな服でも様になってしまうところがお気に入りです♪
by tatchan (2007-07-16 00:27)